「もうたくさんだ」と言おうとして「もうたくわんだ」と言ってしまった時って妙に心踊るよね

例えその3秒後に未だ経験したことのない底知れぬ虚無感に襲われ、書いて字の如く真っ白な灰になる運命が待ち構えていたとしても

最近のぼくの日常と言えば彼女といるか腕立てしているかの2者択一である
そしてご期待に添えず申し訳ないが、その2つが同時に行われたことは今のところ一度もない
ただまあベッドの上では…みたいなところは多少なりともあるけれども
そこはやはり大人なのでね

そんなこんなで音を出すための集団には全く以て関われていない僕ではあるが、もうその件に関しては過去の良き思い出として心の奥底にひっそりしまうのも悪くないなと思い始めている

第一パンクをやりたくても今の時代に対して不満なことなんて一つもないんだ
訴える側の人間は竜ちゃんだけで事足りる
それを見てニヤニヤできたらもうそれで満足だ

それよりももっと大事なことが今はできた
そう、結婚だ

でもねなかなか返事がもらえないんだ
だってそもそも彼女なんていないからね

できるわけがないだろう
こんな低血圧に

ディスプレイを凝視しながら右手をせっせっと動かす毎日さ
虚勢は一切抜きで至高の毎日

このポークビッツはわたしのものだ
でも君の貝なら挟まれてもいい

ねえカムパネルラ
気持ち悪いことを詩的に言うととても晴れやかな気分になるのはどうしてだろうね

さてとそろそろ寝よう
今宵もまた真っ白な夢が見れますように